日本人女子2人目の4回転ジャンパー爆誕!!R5.11.07

  • 2023年11月07日
  • こんにちは、興和流通商事の野村です。

    先日行われたグランプリシリーズ・フランス大会で

    女子シングルの住吉りをん選手(20)が、

    日本人女子として史上二人目!!!

    4回転トゥーループを成功させました!!!

    安藤美姫さんが2002年に4回転サルコウを成功させて以来

    実に20年以上の時を経て、ついについに

    成功させました!!!

    りをんちゃん凄い!!!よくぞやってくれました!!!

  • しかもGOE1.76の加点付き!!!

    素晴らしいですね!

    その後は回転不足だったり3回転ジャンプが2回転になってしまう

    などのミスもありましたが

    表彰台にも乗ることができ

    グランプリファイナルへの希望も見えてきました!

  • ちなみに、フィギュアスケート少し興味ある方だったら

    分かるかと思うのですが、

    あれ?前に紀平梨花選手決めてなかったっけ?

    あれ?ジュニアの島田麻央ちゃんが成功してなかったっけ?

    と、思われたかもしれません。

    実は二人とも、成功したのは国内大会で、

    ISUの国際大会公認ではないんですね。

    なので今回の住吉選手は

    日本人女子として史上二人目、ということになります。

    (何度も言っていますが<(アンダーローテーション)や

    <<(ダウングレード)は『認定』されませんからね!)

    ちなみに、4回転ジャンプを跳んだ

    最年長記録というおまけ付きです。

    そうなんですよね、

    実は4回転ジャンプは10代女子しかまだ

    跳んでいなかったんです。

    2002年に4回転サルコウを跳んだ安藤美姫さんは

    ジュニアの時でしたし(確か14歳だったはず)

    2019年の世界選手権でシニア女子として初めて

    4回転サルコウを跳んだカザフスタンのトゥルシンバエワ選手は

    当時19歳。

    ぽんぽん4回転を跳ぶロシア女子達ももちろん10代でしたし

    (まあロシアに関しては色々と疑わしい点があるので

    あまり言及はしませんが、、、)

  • 高難度ジャンプに関して難しいのは

    なにより高難度ジャンプを決めただけでは

    勝てないというところですね。

    高難度ジャンプを決めたうえで、

    3回転-3回転ジャンプは当然決めなければいけませんし

    その他のジャンプも全てクリーンに

    決めなければなりません。

    そうでなければ高難度ジャンプが無くても

    完成度とスケーティングの美しさで勝負する

    坂本花織選手や、ベルギーのルナ・ヘンドリックス選手に勝てません。

    これは女子に限らず、男子にも言えることです。

    今回、フランス大会で優勝した私のイチオシ

    地元フランスのアダム・シャオ・イム・ファ選手はスケーティングの美しさや

    表現力に定評のあった選手ですが今季は序盤から4回転ルッツを投入し

    無双状態です。

    準優勝したすべての4回転を跳べる4回転の神のイリヤ・マリニン選手も

    表現力に力を入れ始めています。

    日本の鍵山選手は銅メダルでしたが

    今はケガで高難度ジャンプが跳べないのでどうしても基礎点が

    上位二人には劣ってしまいますが

    鍵山君が高難度ジャンプでノーミスしたら

    それはもうネイサン状態(無敵ってこと)で誰も勝てないですよね。

    というわけで、今季も楽しいフィギュアスケートですが

    NHK杯も全日本もチケット取れませんでしたー!

    まあ、夏に運を使い果たしたので

    仕方がないと思いますが

    まだ、リセールに望みをかけて

    なんとか生観戦への望みをつないでおります。

    観客動員の減少なんて嘘じゃんね。

    ではまた。