青木選手の9点台がいかに凄いか!?R8.01.28
- 2026年01月28日
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こんにちは!
興和流通商事の設計でフィギュアスケート勉強家の野村です。
普段ブログでスケートネタをやる際には
せめて現場と半々にしろと会社からは言われていますが
どーしてもオリンピックシーズン
しかもオリンピックまでにあと2週間を切ってしまっては
スケートの話題を語らずにはいられない!!!!
しかし今回はそのオリンピックの代表選考から漏れた青木祐奈選手が
チャンピオンシップ初出場初優勝をしたことが
もう嬉しくて嬉しくて
これがどれほど凄いのかをもうちょっとだけ話させてください!!!
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青木祐奈選手(24)は坂本花織や樋口新葉、三原舞依など
錚々たるメンバーの中でも
トップランナーに君臨していました。
それもそのはず。
武器は3回転ルッツー3回転ループの超高難度コンビネーションを
武器にしていたからです。
2年前にもゆんちゃん引退か!?となった際にも
バイトを続け、スポンサーもつかない中で競技を続けてくれました。
ジュニア~シニア時代はケガにも悩まされ
なかなか結果が残せない状態。
全日本でも最終滑走からの最下位など
どん底を経験しているからこその
この結果なんですよ!!!
しかもですよ!?
ゆんちゃんの武器はセカンドループのみにあらず!!!
サードフリップと言いまして
3連続ジャンプはフリーで1度だけ跳べるんですが
真ん中にシングルオイラーを挟む3連続の場合、
だいたい3回目のジャンプは「サルコウ」なんですよ。
しかし、
なかにはその3回目のジャンプを「サルコウ」ではなく
「フリップ」を跳ぶ猛者がおりまして!!!
4年前の北京オリンピックでは
成功こそしなかったけれども
金メダリストのネイサン・チェン(アメリカ)や
銅メダルの宇野昌磨が跳んでいたんですよね!
女子では現世界女王アリサ・リウ選手が
サードフリップを跳んでいましたが
今はもう跳んでいないですね。
(その代わりアリサはSPでセカンドループを跳んでいます)
アリサですらやっていないサードフリップと
アリサでさえもSPでしか入れていないセカンドループを
どちらも武器にしているのが
青木選手なんです!!!
しかもルッツとフリップを2本ずつ。
こんな高難度は青木選手しかできていません。
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加えてグランプリシリーズも多く派遣されていたわけではなく
ジャッジからしても
初お目見えの選手。
まだジュニア時代に功績があれば
判定しやすいものの
その功績もなし。
完全に真っ新の状態。
単に、目の前の
青木選手の演技を
先入観なしにジャッジすること。
これはね、
ハッキリ言って
私の長年の夢と言っても過言ではないです。
長年、フェアジャッジ運動を続けてきて
これほどうれしい事はありません。
ジャッジは先入観なしに
その時のその演技をジャッジしなければなりません。
彼女は元世界女王だからとか
彼女のアドバンテージはここだから
これくらい点を出しましょうとか
本来そうであってはならないんですが
所詮は人が判定するものですから
先入観というのは恐ろしいのです。
ゆえに、初めての選手が
高得点など
与えられるはずがないんです。
今までならば!!!
良いですか!?
演技構成点の9点台というのは
どれほど努力を積んでも
簡単にもらえる得点ではありません。
ことフィギュアスケートのジャッジにおいて
フェアであると思ったことなど
私はありません。
良いですか?
例えば、自分の子供が予備校に通っていて
ある塾だけが志望校の問題を手に入れているとしたら
それをフェアだと言えますか?
志望校の採点する人が
ある塾にだけ問題の指南をしているとしたら
それをフェアだと言えるのでしょうか?
ある人が
「この選手の繋ぎはスカスカで演技構成点を下げるべきだ」と言ったら
その選手の点数が突然下がる
「この選手のこのジャンプは悪い例だ」と現役選手が
ジャッジの間で取り上げられる
2回以上のミスがあった場合には
演技構成点の上限が決められるのも関わらず
それを無視した得点が与えられる
これがフェアと言えますか?
フィギュアスケートって
そういう競技ですよ。
真っ黒でしょ?
それでもフィギュアスケートを応援するのは
それでも選手が滑るからですよ。
素晴らしい演技をするのを
見たいからですよ。
その演技に見合った
得点を与えて欲しいと願うからです。
今回
青木選手がガラスの天井を打ち破りました。
ほぼ初お目見えの青木選手が
演技構成点で9点台をたたき出した!
これはまっとうな得点ですよ?
技術と芸術が一体となった
まさに夢のような選手です。
フリー『ラ・ラ・ランド』の振付師
アレックス・ジョンソンさんのゆんちゃんへのメッセージ
「ユナに僕の持てる全てを捧げ、彼女はそれ以上のものを返してくれた」
こんなことを振付師に言わせるのは
浅田真央、宇野昌磨に次ぐ快挙ですよ!
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青木選手が競技を続けてくれるのか
引退してしまうのか
まだそれは分かりませんが
分かっていることは
青木選手の『ラ・ラ・ランド』が
2日間でなんと23万回も再生されているということ。
世界がやっと青木選手に追い付いてきたよ!!
ゆんちゃん本当に凄い!!!