世界フィギュア埼玉SA行ってきた④R5.03.29
- 2023年03月30日
-
こんにちは、スケオタの野村です。
ついに最終回となりました、今回はアイスダンスFD(フリーダンス)と
男子フリースケーティングのお話です。
体力面を鑑み、エキシビションは不参加としたので
今回が最終日、遠征疲れもピークですが会場に来ると疲れも忘れてしまいます。 -
4年前の世界選手権はアイスダンスは見ることはできなかったので
(単にチケットが取れなかった)今回はすべて見ることができて
本当に良かったです。
しかも大好きなかなだいも応援できたし
チョクベイの初優勝も見られるかもしれない!!!
村元哉中(かな)・高橋大輔組は史上初の10位以内を目指します。
素晴らしいノーミスのオペラ座
本当凄かった!!!
アイスダンスを初めて3シーズン目でここまで持ってこられるって
本当に大変なことだし、凄い事なんです。
惜しくも11位ではありましたが、演技終了後抱き合う二人に
もう涙、涙。。。
哉中ちゃん、あきらめなくて良かったね~
高橋選手を誘ってくれて本当にありがとう。
優勝はもちろんアメリカのチョック・ベイカー組。
世界選手権出場10回(だったと思う)にして初の栄冠!
フリーで信じられないミスがあって、点数が出るまで恐怖でしかなかったのですが
やってくれました~!!!
おめでとう!!! -
そしていよいよ男子フリー。
すべてが決まる時がやってきました。
ショートでミスが出て、やはりフリーでもミスが出てしまい15位とふるわなかった
山本草太選手ですが、初出場のプレッシャーもあったのでしょうか?
今まで日本は実質2枠しかなかったわけなんで、
これからもっと経験を積んでほしいところです。
次に紹介したいのが、フランスのアダム・シャオ・イム・ファ選手。
ヨーロッパチャンピオンとして挑んだ世界選手権でしたが、ショートでのミスが響いて10位。
しかし、独創的なステップやコレオ本当ヤバいです!!!
アダム×リショーコンビ最高すぎでしょ!!!
アダム・シャオ選手は夏にアイスショーでまら来日してくれますので
私は再び会うのが楽しみです!
そしてもう一人のフランス男子!
ケビン・エイモズ選手も、も~エモーショナルよ~
なぜ、なぜなぜなぜ、彼の素晴らしいショートを放送しないのか!?やっぱ〇ジってバ〇じゃない!?
変な煽りも要らないから、素晴らしい演技を一人でも多く放送してくれと思います。
今シーズン限りで引退するカナダのキーガン・メッシング選手も素晴らしい演技でした。
ショート、フリーともにノーミスとまではいかなかったけれど
会場中キーガン大好きすぎだろ!!ってくらい
演技後には沢山のカナダの国旗が揺れていて(もちろん野村もカナダ国旗振りました)
その光景は鳥肌ものでした!
-
そして、いままで補欠繰り上げでばかり世界選手権出場していた
友野一希選手ですが、ミスがありつつも、
流石の演技です。
山本選手のミスがあっても、友野選手がいればとりあえず
来年の世界選手権の枠取り(3枠)は大丈夫だろうという
安心感がありました。
そしてきちんとそれに答えてくれた友野選手の演技
今シーズンなかなか決まらなかったフリーの演技も最後のステップの手拍子
半端なく楽しかったです!会場がうなりを上げるような手拍子でした!
流石友野君、やってくれるよね~!!!
そして、今シーズン衝撃の4回転アクセル成功とともに
センセーショナルにシニアデビューしたアメリカのイリヤ・マリニン選手が初出場銅メダルを獲得。
もちろん4Aも(耐えるかたちにはなりましたが)降りて、ノーミスとはいかなくても
高難度ジャンプ構成を滑り切りました。
回転不足がとられ、点数が思ったより伸びませんでしたが
来シーズンはこの高難度ジャンプを滑り切る演技を期待したいです。
銀メダルは韓国のチャ・ジュンファン選手。
ショートもフリーもノーミスの素晴らしい演技でした。
何度も言うように4回転サルコウはもう極上。
3回転かと思うほど簡単に美しく跳んでいました。
大好きな3Lz-3Loも完璧!!!
見た目も中身も美しいジュンファンが眼福です。
もちろん助走長すぎ3Aはありますが、
ノーミスすれば高得点になることは必至。
やはり必要なことはノーミス演技なのです。 -
そしてディフェンディングチャンピオンとして挑む宇野昌磨選手。
女子と同じく日本人として初めての連覇に挑むプレッシャーは
いかほどだったのでしょうか?
ショートは最初から4-2の申請。
それでいいと思います。
(できもしないセカンド3Loを跳ばなくても何も言われない選手もいれば、宇野選手のように
いつもいつもセカンドに3回転つけられないと文句つけてくる連中なんなん!?)
フリーも2本目の4回転トゥーループになんとか1回転でもつけたことで、リピート(同じジャンプを
繰り返して跳んではいけない。跳ぶときはどちらも、もしくはどちらかを連続ジャンプにしなければならない)
を取られずに済みました。
坂本選手同様、宇野選手も意地を見せました。
そして見事に優勝。
連覇を達成しました。
そしてご紹介、歴代連覇した男子選手は
カート・ブラウニング(カナダ)、エルビス・ストイコ(カナダ)、アレクセイ・ヤグディン(ロシア)、
エフゲニー・プルシェンコ(ロシア)、ステファン・ランビエール(スイス)、パトリック・チャン(カナダ)、
ハビエル・フェルナンデス(スペイン)、ネイサン・チェン(アメリカ)というレジェンドばかり。
そして宇野選手が目指す3連覇をした世界王者ともなると
ヤグディン、パトリック・チャン、ネイサン・チェンの3人しかいないのです。
(ネイサンに至っては、中止が無ければ4連覇していたはず)
宇野選手の優勝インタビューで、引退を示唆する発言があり
会場中がどよめいたのですが
来シーズンの続行を表明してくれたのでとりあえず一安心。
これからもフィギュアスケートから目が離せません。
ではまた。