真央ちゃんアイスショー『Everlasthing33』行ってきた後編!R6.06.07
- 2024年06月07日
-
こんにちは、興和流通商事の設計で
生粋の真央ちゃんファン野村です。
今回は、真央ちゃんが現役引退して
「サンクスツアー」、「BEYOND」、
そして3つ目のアイスショー『Everlasthing33』に行ってきたお話。
話が長すぎて公演内容を語る前に終わってしまいました。
そして今回はその驚くべき公演内容です。 -
見てください!
本当に劇場内にアイスリンクができていますよ!
凄い。
そしてなんといっても全曲オーケストラの生演奏!!!
これは凄い。
これって、録音した曲で滑るのとはわけが違います。
ちょっとしたリズムのずれが演技のずれを生み
間の取り方ひとつとっても違います。
それがペアの演技ともなるとまた顕著であることは
想像に難くないですよね。
真央ちゃんてば、凄いことに挑戦しています。 -
本当は両サイドの間近くの『ローズシート』を狙っていたのですが
それぞれ席は10席の計20席では当たりませんよね。(20/1800=0.0111、、、当たるわけない)ガックシ、、、
2階席にはなりましたが(これでもSアリーナ)思っていたほど悪くはありません。
わざわざ初日と千秋楽をはずして平日にしたのにな~
※結局後から申し込んだ初日も千秋楽もチケット取れず、、、(´;ω;`)
そして始まりました。
生オケ、、、やっぱ凄い。
メンバーはBEYONDメンバーが再集結。
そして世界的タップダンサーであり、真央ちゃんのタップダンスの
お師匠さんでもあるHideboHさんと、BEYONDでも振り付けを担当していた
ダンサーのSeishiroさんがゲストダンサーとして登場。
指揮者は井田勝大さんと米田覚士さんのお二人で、今回は米田さんです。
冒頭からド迫力。
やっぱ生オーケストラのエネルギー凄い。
それに負けないメンバーの演技も凄い。
リンクが小さいことで演技もこじんまりしてしまうのではという
思いは杞憂に終わりました。
とんでもない!
むしろ無駄な動きが省かれ洗練されて
それこそイーグルやスパイラルなど距離が近くて
迫力そのものでした!!! -
天井上部にあるものわかります?
あれエアリアルです!
今回、真央ちゃんエアリアル初挑戦!!!
これも普通のアイスリンクでは出来ないものですよね!
劇場の天井だからこそのエアリアル。
しかもその美しさよ、、、
普通に演技するだけでも大変なのに重いスケート靴を履いての演技ですよ。
そして命綱なし。
一緒に演技した柴田嶺さんの演技も(腕の筋肉も)凄かった。
なんせ曲が『タイスの瞑想曲』ですからね。
タイスの瞑想曲といえば、真央ファンにとっては結構
いわく付きの曲でして、結構「聞きたくもない」って人
多かったんじゃないかな?と思っています。
私もその一人でしたよ。
でもね、このタイスの瞑想曲は本当に良かった。
とても美しかった。
こ れ ぞ
『タイスの瞑想曲』よね、、、
といった、『正解』を見れた気がします。
あ~上書きされて良かった!
そして会場やアイスリンクを使ったタップダンス。
真央ちゃんはテレビで共演して以来、ずっとHideboHさんに
習っていて、今回やっとお披露目できる!って。(これぞプロ)
その可愛さったらないのよ~!
ピンクのドレスも可愛かったし、真央ちゃんのタップダンスも
とっても良かった。
ただ、やはりHideboHさんのタップダンス凄かった!!!!
しかも生オーケストラでタップダンスでしょ?
これだけでもチケット代元が取れるくらいの価値あります!
その超絶技巧に会場中がどよめきました!
でね、前半と後半の合間にはオーケストラの演奏もあり、
その間、幕が閉まっていたんだけど、
その幕が開いたときに
幕内にに溜まっていた冷気とライトが幻想的で、
そこからのSeishiroさんと真央ちゃんのコラボよ。
Seishiroさんはリンクに置かれた床での演技、真央ちゃんはスケート靴での演技。
それも凄いんだけど、真央ちゃんがスケート靴脱いでの床演技も
これまたSeishiroさんとともに美しくて美しくて、
Seishiroさんの大きさに包まれている真央ちゃんも
これまた良かったですね。
Seishiroさんのソロの『ザナルカンドにて』が本当良かった。
(FF好きなゲーオタ野村)
そしてね、柴田くんとのピアソロの『リベルタンゴ』がもううっとり♡
真央ちゃんの赤い衣装も本当素敵で、
これは10代20代の若い時には演じられない
大人のリベルタンゴが見られて、
私はなんと運が良いのだ~と思いました。
そしてラスボスはなんとラヴェルの『ボレロ』です。
これはSNS投票1位だったそうで、もちろん私もボレロに入れましたが、
野村はもう昔からアイスショーのアンケートで真央ちゃんのボレロが見たいと書いていました。
もちろん、真央ちゃんのボレロはジェフリー・バトルとのコラボ演技で
あるんですよ。
それはそれはとても美しく、(昔ブログにも貼り付けましたね、そういえば)
生演技も見たし、YouTubeでも見てるんですが
ソロの演技ね!
これを見たかったわけですよ!
やはり皆さん、考えは同じでしたね。
(フィギュアスケート歴におけるボレロが何故名曲であるかは
あとでブログを書きます。それほどカッコ書きでは足りないので)
-
で、ついにその時が来ました。
浅田真央のボレロ
それはコンパルソリーから始まります。
コンパルソリーとはフィギュアの語源となった
氷の上に図形を描くもの。
昔はこれも『規定』として点数に反映されていたのですが
なんせ絵面が地味すぎて『規定』から外され
今の『SP』と『FS』という形に変更されました。
しかしながら今でもコンパルソリーを規定に戻すべきと
思っているスケオタは多く、
私もその一人で、
これぞ、スケーティングの基本中の基本。
基礎中の基礎。
これが上手くないと、結局スケーティングが上手くない。
これ(コンパルソリー)が無いから、結局
スケーティングが下手くそなのにジャンプだけで
金メダルなんてとっちゃうような選手が出ちゃうわけですよ。
(あ、ヒートアップしちゃった!
おかしいな~タイスの瞑想曲で浄化されたはずなのに)
で、ボレロの話に戻りますが
入りが静かなボレロは、入りの演技もコンパルソリーで正解なわけですよ。
しかも真央ちゃんは今でもコンパルソリーが上手で、時々インスタにも
あげてくれますが、
とにかく現役引退してプロになった今でも
コンパルソリー練習を欠かさない練習の鬼ならではという
冒頭。
ジャンプも要らない。
ボレロは終始スケーティングを堪能する曲であって、
本来はジャンプは似合わないですよ。
せかせかしたボレロはボレロじゃない。
そうです、これが
真央ちゃんの出した『答え』なんだと
思いました。
辛い思いも、喜びも、現役時代に味わった全ての想いと経験が
その全てが詰まった史上最高峰の『ボレロ』を観た。
もうこれは泣かないわけにはいきません。
大泣きです。
ああ、真央ちゃんて本当に凄い。
なんて凄いんだろう。
あのぴょんぴょん跳ぶのが大好きだった13歳の真央ちゃんが
33歳になって
こんな大人のボレロを演じるようになったんだ。
私は、日本中にいる数多い親戚のオバチャンの一人として
こんなに鼻が高いことはないと思いました。
私は、天国にいる真央ちゃんのお母様、匡子さんに代わり言いたい!
「うちの真央、凄いでしょ!!!!!」
というわけで、
終わりの時が来てしまいました。
ラスボスの破壊力凄すぎます。
『BEYOND』を見たとき、これを超えられるショーは
難しいんじゃないかと思ったのですが
BEYONDをBEYONDしてきました。
最後は名曲『ROSE』でフィナーレです。
ちなみに今、私は細々と続けているピアノで『ROSE』を
練習中です。
今年のピアノの発表会は諦めましたが、
来年の発表会ではぜひ弾きたいと思っています。
では、つぎの真央ちゃんのアイスショーは
おそらく『マオリンク』のこけら落し公演になると
思います。
楽しみですね、
では。